2018年度健康保険の申込期間と補助金について

アメリカの皆保険制度である「オバマケア」の受付が始まっています。

申請期間は11月1日~12月15日までの45日間ですが、CA州など一部の州は、下記のように申請期間が延長されました。この期間を逃すと、2018年度の健康保険は、特別な事情が無い限り、年の途中で新たに加入したり、プランを変更したりすることはできませんので、十分ご注意ください。

 

 

【2018年度のFederal Poverty Level(*以下FPLと省略)について】

下記の表は、ご家族の世帯年収(Adjusted Gross Income)と世帯人数により、州政府から毎月の保険料負担を軽くするための補助金(TAX Credit)を、受け取るに値するか否かの確認ができる一覧表です。FPL100%以下に該当する方は、州政府管轄の低所得者向け健康保険「Medicaid」に該当し、保険料が無料になったり、低価格で医療サービスを受けられる可能性があります。

Medicaidに該当するか否かのラインをFPL100%と位置付け、FPL100%以上400%未満に該当する方でも、所得レベルに応じて州政府から補助金を受け取れ、毎月の保険料が安くなる可能性があります。上表からご自身のご家庭が、補助金の対象になりそうだと思われる方は、下記Webサイトからでも、具体的な補助金額と保険料について確認ができます。お住まいの州のZip Codeや年齢、所得額などを入力し進めていくと、各社プランの比較ができるようになっています。ぜひお試しください。

補助金額算定・保険料試算・申し込みHealthCare.gov : https://www.healthcare.gov/

また、完全に補助金の対象から外れるという方は、各保険会社のWebサイトからでも、申し込みが可能です。締め切りギリギリで慌てなくて済むよう、お早めにご検討ください。

*弊社ではCA州のみ健康保険のご相談を承っております。

関連記事

最近の投稿

アメリカの個人年金保険(Annuity)について

2022年3月18日 北カリフォルニアローカル紙(Jweekly)掲載記事 今回は、アメリカのアニュイティーについてお話していきたいと思います。 アニュイティ-とは、一般的に個人年金保険と言われています。アニュイティーを […]

節税に使えるリタイアメントアカウント(IRA)

2022年2月18日 北カリフォルニアローカル紙(Jweekly)掲載記事 近年、日本でもIdecoやNISAのような節税のできるアカウントに注目が集まっています。 アメリカにも様々なリタイアメントアカウントがありますが […]

アメリカの介護保険について

2022年1月21日 北カリフォルニアローカル紙(Jweekly)掲載記事 ワシントン州では今年から公的な介護保険制度が始まることで話題になりましたが、アメリカで老後生活を迎える上で、介護保険(Long term car […]