アメリカの教育費について1(アップデート:2017年6月)

今回は、気になるアメリカと日本の大学の学費についてお話をしたいと思います。

「日米どちらの大学に進学するか?」を考える時、学費が大きな要素になってきます。

アメリカの公立大学は州立大学です。

日本では学費は全国ほぼ一律ですが、アメリカでは大学ごとに大きく異なります。

全米の州立大学は州政府からの財政援助(税金)で運用されていますので、その州の住民(納税者)であるか否かで授業料に差を付けています。

「州外民」は追加授業料を払う必要があり、「州民」とみなされた場合と比較して学費が2倍~3倍以上違います。

「州に住んでいる」とみなされる条件は各大学によって異なります。

アメリカの私立大学は、日本と異なり税金からの補助金はありません。すべての経費を授業料や寄付に頼る独立採算となっています。

ですので、大学ごとに授業料の差が大きくなっています。

ほんの一例ですが、カリフォルニア州と日本の大学費の比較はこちらをクリックしてください。

授業料【アメリカ(テキサス)の大学 vs 日本の大学】

授業料【アメリカ(シカゴ)の大学 vs 日本の大学】

授業料【アメリカ(カリフォルニア①)の大学 vs 日本の大学】

授業料【アメリカ(カリフォルニア②)の大学 vs 日本の大学】

次回は、この授業料以外に忘れてはならないその他の費用について考えていきます。

関連記事

最近の投稿

アメリカの個人年金保険(Annuity)について

2022年3月18日 北カリフォルニアローカル紙(Jweekly)掲載記事 今回は、アメリカのアニュイティーについてお話していきたいと思います。 アニュイティ-とは、一般的に個人年金保険と言われています。アニュイティーを […]

節税に使えるリタイアメントアカウント(IRA)

2022年2月18日 北カリフォルニアローカル紙(Jweekly)掲載記事 近年、日本でもIdecoやNISAのような節税のできるアカウントに注目が集まっています。 アメリカにも様々なリタイアメントアカウントがありますが […]

アメリカの介護保険について

2022年1月21日 北カリフォルニアローカル紙(Jweekly)掲載記事 ワシントン州では今年から公的な介護保険制度が始まることで話題になりましたが、アメリカで老後生活を迎える上で、介護保険(Long term car […]