教育シリーズ⑥夏休みの教育費

教育シリーズ第6回目は「夏休みの教育費」についてです。

(指図は省略。以下はJweekly 3/19/2020に掲載されたコラムです。詳細はこちらをご参照ください:https://jweeklyusa.com/7190/columns/insurance/

● アーリーバード、争奪戦

アメリカの夏休みといえば、始まるのは早いけど終わりも遅い。州や地域によっても日程は異なりますが、ここベイエリアの学校はほとんどが6月初旬から8月下旬までは夏休みです。新学年が始まるまでのこの約3カ月間弱の夏休み、お子様をお持ちのご家族はどう過ごされるのでしょうか。日本に一時帰国する方、アメリカで「サマーキャンプ」にお子様を入れる方とそれぞれですが、その夏休みのキャンプの申込みは既に始まっているのです。早い所では年明け早々に始まり、”Early Bird(アーリーバード)”という早期申込割引が設けられています。これを利用して早期に申し込むことで通常のキャンプ料金より10〜50%などの割引が得られます。サマーキャンプの申込みは必須と考えている場合は、もちろん安い時期(Early Bird)に申し込んだ方がお得ですね。人気のキャンプはEarly Bird期間ですぐに定員に達してしまうため「争奪戦」となるのです。

● 種類も価格もさまざま…

一般的にいう「キャンプ」とは「野営」、つまりはテントを張ったりして自然の中で寝泊まりすることを意味しますね。でもアメリカでの「サマーキャンプ」は習い事の延長や預かり保育に近いイメージ。日帰りで毎日通うデイキャンプ、期間の単位は1週間毎、が多いですが、オーバーナイトキャンプとして宿泊を伴うものもあります。Half-Day(午前中のみ)、Full-Day(大体3時位まで)と分かれていることが多く、そしてExtended Care(延長保育)が設けられているキャンプでは、朝晩を別料金で預かってくれるプランも見受けられます。

この機会に水泳を集中して取り組む、新しい楽器に挑戦させる、など、利用の仕方によっては長い夏休みを効果的に過ごせるチャンスと言えます。ただそこにのしかかるのが出費の重荷…。先月お伝えした人気のSTEM系キャンプ、例えばスタンフォード大学で行われているCoding+AIキャンプは1週間5日間で$1,405(プラス施設使用料が$69)、ジャイアンツの野球キャンプは$620などがあります。お住まいの地域から紹介されているキャンプでは安価なものもあります。また、居住の住所によって値引きをされ、R:Residence(居住者)とNR:Non-Residence(非居住者)で参照図のように価格が変わるキャンプもあります。

● 急な出費にも生きる積立保険・個人年金保険

既にアメリカに居住している間に、利率のいい積立保険を利用している方もいらっしゃると思いますが、知られていないのが部分解約や途中引き出しが可能なことです。商品によっても違いますが、サマーキャンプのように思わぬ額の急な出費が生じてしまった場合にも、お持ちの保険から引き出すことが出来る商品があります。例えば預け入れた額の10%(年間)だったらチャージの発生無しで引き出せる商品です(個人年金保険)。積立てて増やしながらも必要な際には一部を引き出しもできる、というオプションがある商品を知られていない方もいるので、改めて紹介させていただきました。賢く貯めながらも教育資金をフレキシブルに使える保険をご検討の方はお気軽にご連絡ください。

このほかにも様々な事例がありますし、アメリカの保険はとてもフレキシブルに対応可能です。ご帰国が決まっている方もまだの方も、一度お話を聞いてみることをおすすめします。

(指図省略)

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