2018年のトランプ政権による法改正により、2019年(2020年にTaxファイル)より連邦政府による無保険によるペナルティーTAXがなくなりました。
しかし、州レベルではマサチューセッツ州、ニュージャージー州、ワシントンD.Cでは2019年度もペナルティーが継続されていました。
そこに、2020年(2021年にTaxファイル)からはカリフォルニア州、バーモント州もペナルティーが再開することが決まりました。
ペナルティーの金額は2018年と同じ大人一人あたり$695(18歳以下の子供は半額)もしくは年収の2.5%のいずれか高い方を支払うことになります。
その代わりに、今まで補助金のもらえる世帯は連邦政府の定める貧困レベル(Federal Poverty Level)の4倍までだったのを6倍まで拡大することを約束しています。
補助金のでる上限の世帯年収は世帯人数によって異なりますが、例えば4人世帯ですと現状約$100,000ですが、2020年より約$150,000の世帯まで補助金がもらえることになります。
これにより、カリフォルニア州では無保険世帯をなくす皆保険を目指しております。
そのため、今年度中は海外旅行保険で問題のなかった駐在員の方も2020年度以降はペナルティーの対象になることも考えられます。
(2018年以前は、日本で雇用主を通して健康保険に加入している方はペナルティ対象外ですが、任意の国民健康保険は基準を満たしているとみなされずペナルティの対象になっていました。)
そのときになって慌てないようにご自身の保険を今一度ご確認下さい。