アメリカの介護保険について1

2020年6月編集

老後のプランニングをする上で、考えた方が良い保険として介護保険(Long term care insurance)があります。

介護保険とは、病気や事故などによって長期介護が必要になった時に備える保険です。日本の様に公的な介護保険のないアメリカでは、介護が必要になった時に高額なお金がかかります。リタイアメント資金をある程度貯めていたとしても、長引く介護により予定より早く底をついてしまうことも想定されます。

ナーシングホームの費用はMedicareではほとんどカバーされません。

厳しい制限付きでの適用となり、またあくまでも病気の治療に重点を置くものですので、病気の治療が終わった後の介護やリハビリに関しては保障を受けることがほとんどできません。

また、一定未満の低所得者・障害者に対しては、Medicaid(州によって呼び名が変わりますが例えばカリフォルニアではMediCalと呼ばれています。)でも、介護費用がカバーされます。

ただ、Medicaidの適用を受けるためには、財産・収入が制限されており、例えば車は1台まで、現金は$2000までなどです。年金などの収入もほとんど介護費用に充てなければなりません。すべてのナーシングホームがMedicaid患者を受け入れるわけではありません。

居住している州にもよりますが、自宅であっても高額な費用がかかります。
さらに、この金額は毎年平均3%ずつ値上がりを続けていているのが現状です。

介護は経済的な負担に加えて、精神的、身体的にも大きな負担がかかります。

 

次回は、この高額な介護費用の負担を軽減するための介護保険をご紹介いたします。

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